こんにちは!大阪府堺市で創業40年の実績を持つ清掃会社、株式会社クリーンマツヤです。「換気扇が油でベタベタだけど、業者に頼む前にまずは自分で綺麗にしてみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、現場で日々油汚れと向き合っているプロの目線から、ご自宅にある道具や市販の洗剤を使って、自分でレンジフードを綺麗にする具体的な手順と裏ワザを徹底解説します。よくネットで紹介されている掃除術の「正しいやり方」と、失敗しないための注意点もまとめましたので、ぜひ参考にしてください!
1. 自分で掃除を始める前に!用意する道具とおすすめ洗剤
用意する道具
- 厚手のゴム手袋
- 大きめのゴミ袋(45L以上)
- 新聞紙やビニールシート
- スポンジ
- 古歯ブラシ
- 不要なプラスチックカード(ヘラ代わり)
- キッチンペーパー
- ラップ
- 計量カップや小さなプラスチック容器(ネジの保管・洗浄用)
- バスタオルなどの厚手の敷物(コンロ保護用)
おすすめの洗剤

油とホコリが混ざり合った頑固な汚れ(酸性)には、「アルカリ性」の洗剤を使うのが基本です。汚れのレベルに合わせて市販の洗剤を用意しましょう。
| 汚れのレベル | 洗剤の種類 | 具体的な市販洗剤の例 |
|---|---|---|
| 軽い汚れ (月1回程度) |
中性洗剤 | 食器洗い用洗剤(キュキュットなど)や「ウタマロクリーナー」。 |
| 普通の汚れ (3〜6ヶ月) |
弱アルカリ性洗剤 | 重曹、セスキ炭酸ソーダ、マジックリンなど。 |
| ガチガチ汚れ (半年以上) |
強力アルカリ性・酸素系漂白剤 | 「リンレイ ウルトラハードクリーナー」「アズマジック油汚れ洗剤」「技・職人魂 油職人」など。または「オキシクリーン」。 |
シロッコファンなどに多い「アルミ製」の部品に、重曹やオキシクリーン、強アルカリ性洗剤を使うと、化学反応で真っ黒に変色・腐食してしまいます!ご自宅の換気扇がアルミ素材の場合は、必ず「中性洗剤」を使用してください。洗剤に弱く溶解する危険性があります。
また、塗装されているフィルターカバー類も強い洗剤で塗装が剥がれやすいため、いきなり原液を使わず、最初は洗剤を薄めに希釈して使い始めるのがプロの鉄則です。
失敗を防ぐ!完璧な「事前準備」
いきなり洗い始めるのはNGです。安全かつ効率的に掃除を行い、家財の破損を防ぐための準備をしましょう。
- 事前の動作確認
掃除を始める前に、必ず一度電源を入れて換気扇が動くか(異音はないか)を確認してください。掃除後に「動かなくなった」というトラブルを防ぎます。 - 電源プラグを抜く(最重要)
誤作動によるケガを防ぐため、必ずプラグを抜くかブレーカーを落とします。 - 周囲を頑丈に養生する
コンロ周りや床に汚れが落ちないよう、新聞紙やシートでしっかり覆います。万が一重いパーツを落とした時に備え、ガスコンロの上はバスタオル等で頑丈に保護しておくのがおすすめです。※高所作業時にガスコンロの天板には絶対に乗らないでください! - つけ置きスペースを作る
シンクに大きめのゴミ袋を広げ、つけ置き用のバケツ代わりにします。
※外した細かいネジは、「計量カップ」に入れておくのがプロの裏ワザです。カップに薄めた洗剤を入れて浸け込んでおけば、紛失防止と洗浄が同時にできて非常に便利です。
レンジフードの分解・パーツの取り外し方
取扱説明書を確認しながら、フィルターやファンを取り外します。一般的なシロッコファン(円筒形のファン)の外し方は以下の通りです。

- フィルターを上にずらして外します。
- ファンの手前にある円盤(ベルマウス)のネジを緩めて外します。
- 中央にある固定ツマミを回してファンを取り外します。
シロッコファンのツマミは、通常のネジとは逆の「時計回り(右回り)」に回すと外れるタイプが多いです。「ゆるむ」と書いてある矢印の方向に回してください。もし油で固まってネジが回らない時は、無理に回さずドライヤーの温風を2〜3分当てると、油が緩んで外しやすくなります。
【実践】ファンの頑固な油汚れを落とす3ステップ
取り外したパーツの汚れを落としていきます。
STEP1:洗う前に「こそぎ落とす」
何ヶ月も放置してガチガチになった汚れは、洗剤をつける前に不要なプラスチックカードやヘラ(ケレン)で物理的に削り落としておきましょう。現場のプロも、洗剤に浸け込む前に必ずこの「こそぎ落とし」を行っており、これが一番の時短になります。
STEP2:40〜60度のお湯で「つけ置き」
用意しておいたゴミ袋に40〜60度のお湯と洗剤を入れ、ファンやフィルターを1〜2時間つけ置きして汚れをふやかします。(※60度以上の熱湯はパーツ変形の恐れがあるため避けてください)

【裏ワザ1:重曹沸騰水】
水1Lに重曹大さじ5杯を入れ20分沸騰させ、触れる温度まで冷ましてから使うと、強アルカリ性に変化して洗浄力が劇的にアップします(※アルミには絶対NG)。
【裏ワザ2:オキシ漬け】
お湯にオキシクリーンを溶かしてつけ置きするのも、油汚れを強力に浮かせる人気の方法です。
STEP3:ブラシで優しくこすり洗い
汚れがふやけたら、スポンジや古歯ブラシで優しくこすり落とします。フィルターを洗う際は、「網目に沿って斜め15度の角度」でブラシを当てると汚れが落ちやすいです。

⚠️【重要】水濡れ厳禁のパーツに注意
コネクタ(配線の接続部)やモーター部分、プラグ部分などには、絶対に水や洗剤がかからないように注意してください。故障の原因になります。
金タワシや硬いスポンジで力任せにゴシゴシこするのは絶対にやめてください!油が酸化して塗装と一体化している場合、強い摩擦を加えると油と一緒に黒い塗装まで削り取られてしまい、白くマダラに剥がれてしまいます。

取り外せない本体の掃除(密着パック)
レンジフードの本体や内側は取り外せないため、以下の手順で掃除します。
- 洗剤を含ませたキッチンペーパーを汚れに貼り付けます。(※目線より上への直接スプレーは目に入る危険があるためNGです)
- ペーパーの上からラップで覆う「密着パック」をして10〜15分放置します。
- 汚れが浮いたら、水で濡らして固く絞った雑巾でしっかりと拭き取ります。
- 最後は完全に水気がなくなるまで乾拭きをします。
組み立てと「仕上げの裏ワザ」
水分が残っているとカビやサビの原因になるため、完全に乾燥させてから逆の手順で組み立てます。

日頃のお手入れと、プロからのお願い
掃除の手間を劇的に減らすには、調理後、まだレンジフードが温かいうちにサッと水拭きするのが一番効果的です。
また、100円ショップの「不織布フィルター」を貼っているご家庭も多いですが、これらはマメに交換できる方以外にはおすすめしません。長期間放置すると油で目詰まりし、換気扇本来の吸い込む力が低下してしまいます。行き場を失った油煙が部屋中に回り、リビングの壁までベタベタになる原因になるため注意してください。
どうしても落ちない汚れは無理せずプロへ!
ここまで自分でできる手順を解説しましたが、「オキシ漬けをしても落ちない」「自分で高所の分解をするのは怖い」という場合は、無理をせず私たちプロにご相談ください。
特に、何年も放置してカチカチに固まった酸化油は、市販の洗剤では表面しか反応しきれません。私たちクリーンマツヤでは、状況に合わせて専用の業務用洗剤を見極め、大きなお湯の容器でパーツを丸ごと浸け込み、塗装を守りながら汚れだけを完全にリセットします。
レンジフードの寿命は約10年と言われています。異音がする場合や長年の汚れにお困りの際は、地元・大阪府堺市の頼れるお掃除のプロ「クリーンマツヤ」にぜひ一度お気軽にお問い合わせください!






