エアコンから嫌なニオイがしたり、吹き出し口に黒いカビを見つけたりしたとき、「自分で掃除してみようかな?」と思う方は多いはずです。
YouTubeなどの動画を見れば、自分で掃除する方法もたくさん紹介されていますよね。
しかし、良かれと思ってやったお掃除が、実はエアコンの寿命を縮めたり、見えないカビを増やしてしまったりする原因になるかもしれません。
今回は、大阪府堺市で創業40年のお掃除のプロフェッショナル『株式会社クリーンマツヤ』の社長と自社の凄腕職人が、現場のリアルな経験をもとに「エアコン掃除のリアルな真実」を徹底解説します!
市販の洗浄スプレーの限界から、素人がやりがちな失敗、格安業者の裏側、そしてマツヤが誇る究極の「完全分解洗浄」の圧倒的な洗浄力まで、業界の裏話も交えて包み隠さずお伝えします。
エアコン掃除に悩むすべての方へ贈る、大掃除のバイブルです!
プロが教える!失敗しないフィルター掃除の鉄則
まずは、皆さんがご自宅で一番よく行う「フィルター掃除」についてです。
メーカーの推奨では、ノーマルタイプのエアコンは約2週間、お掃除機能付きは約1ヶ月に1回のお手入れが良いとされています。
しかし、毎日の生活の中でそこまで頻繁に掃除するのは大変ですよね。
プロの目から見ても、せめて季節の変わり目など、年に4回ほどはフィルターのチェックと掃除をしてほしいとのことです。
フィルターを長期間放置すると、ホコリだけでなくカビの胞子なども蓄積し、そのままエアコンを稼働させると人体に影響を及ぼす可能性もあります。
しかし、いざ洗おうとしたときに、いきなりお風呂場に持っていくのはちょっと待ってください。
『最初は多分、掃除機で吸ってあげた方がいいです。ほんまに薄ら乗ってるぐらいやったらすぐに洗ってもいいんですけど、いきなり水で洗ってしまうと、ホコリが網目にちょっと詰まってしまったりとか、濡れてしまうと逆に取れにくかったりするんです。水圧が強くなければ綺麗に取れないことも多いので、1番最初手間かかりますけど掃除機してから洗ってあげた方がいいのかなと思います。』
また、フィルターを洗って戻す際にも注意が必要です。
【現場の職人からのアドバイス】
『今のエアコンには、きちっとロック機能が付いてるんです。特にお掃除機能付きは、きちっとはまってなかったりロックされていないと、中でフィルターが出てしまったりとか機械の故障の原因になりかねないんです。外す前に、どんな感じで付いてるのかなっていう部分はちょっと確認されるといいですね。』

〇〇洗剤の落とし穴?市販の「エアコン洗浄スプレー」の真実
ホームセンターやドラッグストアでよく見かける、スプレータイプのエアコン洗浄剤。
「これを使えば自分でも簡単に奥まで綺麗にできそう!」と思うかもしれませんが、プロの視点から見ると、実はかなりリスクが高いアイテムなのです。
エアコンは精密な電気製品です。内部には基盤や配線が張り巡らされており、市販のスプレーを下から吹きかける際、誤って電気系統に液体がかかるとショートや故障の原因になります。
さらに問題なのは、「汚れの落ち方」と「液剤の残留」です。
『市販のものっていうのは吹き出し口など表面に見えるところに吹きかけるのが一般的ですけど、パッてフィルター取る時に出てくるアルミフィンとかにもカビって結構生えたりするんです。見た目だけ綺麗になっても、内部のカビとかが除去できてなければ結局同じです。』
本来ならドレンホースを通って外に排出されるべき液剤が流れきらず、内部で液剤が固まって余計に汚れが付着する原因になることもあります。
そして、最も怖いのが「化学的な劣化」です。
『洗剤成分が残ってしまうと、アルミフィンなどが錆びたり劣化したりする原因になります。我々プロが強いアルカリ性の洗剤を使って洗う場合、必ず酸性の洗剤で「中和」してあげる作業を行います。ただああやって洗剤かけるだけって、結構リスクはあるのかなって思います。』
「シャンプーをして、洗い流さずに放置している」と想像してみてください。
残った洗剤成分は、やがてカビの絶好の餌になってしまいます。
市販品が絶対にダメというわけではありませんが、その構造的・化学的なリスクを理解しておく必要があります。
1台5,000円?格安クリーニング業者の限界とは
「じゃあ業者に頼もう!」とネットで検索すると、1台5,000円程度の格安業者から、クリーンマツヤのような12,000円前後で行う専門業者まで、料金はピンキリです。この価格の差は一体何なのでしょうか?
結論から言うと、「どこまで分解して、どこまで時間をかけて洗うか」という作業工程の差、そして「万が一の時の保証体制」の違いです。
【現場の職人のぶっちゃけ】
『正直あれはもうピンキリで、中にはカバーを外して養生して高圧洗浄するっていうところまで持っていかずに、あまり分解せずに吹き出し口の部分だけパフォーマンス的に高圧洗浄するっていう業者も多分いると思うんですね。1台5000円ということは、1時間2時間で終わらせなあかんっていうコストパフォーマンスを考えると、パパッとやって奥の汚れまで完全に綺麗になるかって言ったらそうではないと思います。』
さらに、エアコンクリーニングには常に「故障のリスク」が伴います。
【アフターフォローを確認しよう】
『うちみたいな企業体でやってる会社は、万が一うちの作業で機械が壊れた場合、保険とかできちっと修理させてもらいますよっていうアフターフォローができるんです。でも、そういった保険に入ってない格安業者に頼むと、壊れてしまったら泣き寝入りっていうパターンも少なくない。実際に「別の業者に頼んだけど全然できてなかったから、うちにもう1回やってくれ」っていうSOSのケースもありましたよね。』
値段だけで選んでしまうと、結局内部のカビが残っていて嫌なニオイが消えなかったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりする可能性があるのです。
【比較表】市販の掃除・格安業者・プロの通常洗浄・完全分解洗浄の違い
| 掃除の方法 | 洗浄できる範囲・特徴 | リスク・デメリット | コスト目安 |
|---|---|---|---|
| 市販の洗浄スプレー | 表面的なアルミフィンや吹き出し口のみ。 | 液剤の残留、中和不足によるアルミフィンのサビ・劣化、基盤濡れによる故障リスク。 | 数百円〜 |
| 格安クリーニング | 表面的なカバー外しのみ。吹き出し口の高圧洗浄など。奥のカビや汚れが残る。 | 保険未加入の場合、故障時の保証がなく泣き寝入りになることも。 | 約5,000円〜 |
| プロの通常洗浄 | カバーを外し、壁掛けの状態で養生して高圧洗浄。 | 表面からしか洗えないため、全体の7〜8割の汚れ除去に留まり、裏側に汚れが残る可能性あり。 | 約12,000円〜 |
| プロの完全分解洗浄 | 土台から全て外し、アルミフィン、ドラム、ドレンパンをバラバラにして平場で360度洗浄。 | 特になし。作業時間がかかり、高い技術が必要なため料金は高め。 | 別途見積もり |
開けてビックリ!見えないカビの正体と「完全分解洗浄」の凄み
通常のプロのエアコンクリーニングは、エアコンを壁に掛けたままカバーを外し、ビニールで養生をしてから高圧洗浄機で洗います。
これでも十分綺麗にはなりますが、職人いわく「壁に付いた状態で洗うと、大体7割から8割しか洗いきれていないイメージ」なのだそうです。
そこでおすすめしたいのが、クリーンマツヤが誇る「完全分解洗浄」です。

これは、壁に付いている取り付け用の鉄板(据付板)だけを残し、エアコン本体を配線から土台、アルミフィン、風を送るドラム、そして結露の水を溜めるドレンパンに至るまで、完全にバラバラに外してしまうという究極の洗浄方法です。
『通常は表面からぐーっと高圧洗浄で洗うんですけども、完全分解なら平場(床)に置いて、裏側からもアクセスして360度綺麗にするっていう状態にできるんです。普通の業者で壁掛けのまま高圧当てたらめちゃくちゃ汚れ取れるんですけど、実際これ完全分解してみて全部外してブラシ当てて掃除すると、まだまだ汚れがついてるんです。』
「プロに洗ってもらったのに、なんだかまだカビのニオイがする…」という経験はありませんか?
それは、ドレンパンなど完全に分解しないと出てこない部品の隙間や、背面の死角にカビが残っているのが原因です。
完全分解洗浄でバラバラにして、汚れが出なくなるまで徹底的に洗い上げることで、目に見えないカビのニオイまで根本からクリアに(リセット)することが可能になります。
【社長からの一言】
『普通の壁掛け洗浄やと、黒い汁が垂れてるぐらいで「ほら綺麗にしたでしょ」っていう証明しかできないやん。でも完全分解やと、平場に置いて全部外して「こんだけ汚れ出ました。ほら裏も綺麗になりました」っていうのは、めっちゃ分かりやすいしお客様の安心感があるよね。』
便利だけど要注意?お掃除機能付きエアコンの罠
最近のエアコンは「お掃除機能付き」が主流です。
「お掃除機能が付いているから、何もしなくて大丈夫!」と思い込んでいる方も多いですが、ここにも大きな誤解があります。
まず、エアコンが自動で掃除してくれるのは「フィルターのホコリだけ」です。
内部のアルミフィンやドラムに生えるカビを防いでくれるわけではありません。
しかも、フィルターから集めたホコリをダストボックスに溜める仕組みのものが多く、結局はそのダストボックスを定期的に外して自分で掃除しなければならないのです。
【現場の職人が教えるリアル】
『お掃除機能っていうのは空気清浄機の機能がついてあったりとか、いろんな電気系統のものがいっぱいひっついとるんですよね。どうしてもノーマルタイプに比べると複雑なんで、外すにしてもお金が高くかかりますし、正直なところ潰れやすいっていうのもあると思います。ダストボックスっていうゴミ箱みたいなんが内部についてるんで、結局はこまめに掃除してあげないといけないんです。』
「どうせ自分でダストボックスの掃除が必要なら、シンプルで丈夫なノーマルタイプで十分」と考える方も増えています。
ただ、最新のお掃除機能付きエアコンはAIによる温度感知機能が優れており、電気代を適正に抑えられるというメリットもあります。
ご自宅のエアコンの構造を知り、正しいお手入れをしてあげることが大切です。
※ちなみに、「内部クリーン機能」はお掃除機能とは別物です。
これは冷房後に内部に送風やドライヤーを当てて乾燥させ、カビの繁殖を防ぐ機能で、20年以上前のノーマルタイプのエアコンにも標準で付いている機能です。

エアコン掃除をプロに頼むと、こんなに真っ黒な汚れが出ます!これは、お客様のお掃除機能付きエアコンをプロが分解洗浄した際に出た、汚水です。
この真っ黒な汚水の正体は、内部で大量に繁殖したカビ、ホコリ、そして放置されたダストボックスから漏れ出た汚れです。お掃除機能はカビを防がない。この真っ黒な汚水こそが、その証拠です。
ご家族の健康のためにも、一度プロによる徹底した洗浄を検討してみてください。
おわりに:大掃除は無理せず、堺市の頼れるプロへ!
エアコンの仕組みや、お掃除の裏側について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
YouTubeなどで解説動画を見て「自分でもできそう!」とチャレンジする方もいらっしゃいます。
しかし、エアコンは精密な電気機器です。
『動画を見て1から10まで自分でやろうっていう人もいると思うんで、是非やってみてもいいと思います。ただ、プロで毎日分解してる自分たちでもリスクはつき物で、電気機器にちょっと水がかかるだけで壊れてしまう可能性はかなりあります。ご不安をお持ちの方だったり、きちっと目に見えないところまで綺麗にしてほしい、ニオイをちゃんとクリアにしたいというお困り事があるのなら、是非プロに1度問い合わせてみていただくのもありかなと思います。』
日頃の軽いお掃除はご自身でしていただき、自分では落とせないガンコな汚れや見えない部分の分解は、地元・堺市の頼れるお掃除のプロであるクリーンマツヤに一度ご相談ください。
長年培った確かな技術で、ご家庭のエアコンを新品のようにリセットし、安心で快適な空気をお届けします!






